調査後に何を受け取れるかは、依頼先を比べるうえで大切な条件です。「報告書あり」という表示を見たら、内容や受け取り方まで一歩進めて確認しましょう。契約前にサンプルを見せてもらい、自分が必要とする情報がどのように残るのかを確かめます。
確認するのは、時系列・記録の説明・納品形式・納期・資料の扱い。調査中の連絡と、最終的な報告書も分けて考えます。
サンプルを見ながら確認したい5項目
公式サイトに報告書の見本を掲載している会社もあります。例えば、ラビット探偵社には報告書サンプルのページがあります。Web上の見本は構成を知る手がかりにし、実際に契約するプランで何を受け取れるかを面談時に確認しましょう。
1. 日時と行動の流れが追えるか
いつ、どこで、何を確認した記録なのかを読みます。行動の間に確認できなかった時間がある場合、その範囲もどう表現されるかを尋ねましょう。記録があることと、すべての行動が確認できることは同じではありません。
2. 写真・映像と説明が対応しているか
写真の枚数に加えて、本文のどの場面を示しているかを確かめます。暗い場所や距離のある場面では、どの程度の記録が見込めるか、撮影できなかった場合にどう報告されるかも聞いておきます。
3. 何を、どの形式でもらえるか
紙の冊子、PDF、写真データ、動画など、納品物を具体的に挙げてもらいます。閲覧用の画像と元データの提供範囲、動画の有無、追加の印刷・複製の費用はそれぞれ確認します。
4. いつ、どこに届くか
調査終了から納品までの日数と、受け渡し方法を聞きます。ラビット探偵社の相談の流れでは、手渡し・郵送・PDFなどの方法が案内されています。郵送先やデータの送信先、受取日時を自分の事情に合わせて相談しましょう。
5. 保存・削除・再発行はどうなるか
調査会社での保存期間、依頼者側で保存してよいデータ、再発行の可否と費用を確認します。閲覧リンクを受け取る場合は有効期限も聞き、必要な資料をどのように受け取って保管するかを決めておきましょう。
途中報告と納品物の違い
調査中に届く連絡は、その時点の状況を共有するためのものです。短いメッセージや画像だけで、最終報告書と同じ内容が揃うとは限りません。
「リアルタイム報告がある」と説明されたら、連絡頻度・手段に加えて、最終報告書が別に作成されるか、料金に含まれるかを確認します。途中報告を受けて延長を決める場合は、追加費用の承認方法も決めておきます。
使いたい目的を先に伝える
まず事実を確認したいのか、今後の話し合いの資料にしたいのか、法律相談で見せたいのか。目的を伝えると、必要な調査範囲や納品物について具体的に質問できます。
裁判などでの使い方を考えている場合は、集める資料の範囲や評価を、依頼する弁護士にも相談してください。報告書があるという理由だけで、特定の法的な結果が得られるとは判断できません。
また、警察庁の探偵業に関する案内では、契約前の重要事項の書面による説明と、契約後の契約内容を示す書面の交付が説明されています。口頭で聞いた納品物や費用の条件も、契約する内容として確認しましょう。
そのまま使える確認の質問
- このプランで受け取る報告書のサンプルを見せてもらえますか。
- 紙・PDF・写真・動画のうち、何が料金に含まれていますか。
- 調査終了から何日ほどで、どの方法で受け取れますか。
- 確認できなかった時間や、撮影できなかった場面はどう報告されますか。
- データの保存期間と、再発行・追加作成の費用を教えてください。
調査前にわかる範囲で条件を揃え、残る不明点を明確にする。それが、報告書を含めて見積もりを比べるための準備になります。
この記事で確認した情報
公式情報の確認日:2026年10月29日。記載の料金・相談方法は変更される場合があります。比較のための計算例や確認項目は、探偵比較.jp編集担当が整理したものです。
