探偵の見積もりは、人数・時間・経費の範囲が違うと、総額だけでは比べにくくなります。同じ前提で相談し、受け取った提案を同じ欄に書き写してみましょう。金額と条件を並べる記入用シートと、提案の違いを聞く質問を紹介します。
同じ前提で相談し、総額と人数・時間・経費・報告書を同じ欄に並べて比べます。
各相談先に同じ前提を伝えるメモを作る
見積もりを比べる前提として、各相談先に同じ内容を伝えておく必要があります。伝え方が相談先ごとに違うと、提案の差が依頼内容の差なのか、相談先の考え方の差なのか見分けにくくなります。
そこで、相談前に共通のメモを1枚作り、どの相談先にも同じ順番で伝えます。項目は多くなくてかまいません。
相談の途中で新しく伝えた事情があれば、メモに書き足し、ほかの相談先にも同じように伝えると前提がそろいます。
- 地域(市区町村程度):___
- 候補日・時間帯:___
- 相談の目的(一文で):___
- 予算の上限(自分の希望):___
- このメモを伝えた日:___
人数・時間・経費・報告書を金額の隣に並べる
見積もりを受け取ったら、金額だけを書き写すのではなく、その金額が何を前提にしているかを横に並べます。下は読者が自分で記入するための比較シートの項目です。相談先ごとに1列ずつ使います。
料金に含まれる範囲は、見積もりごとに確認します。みらい探偵社の料金案内でも、基本調査料金に含む項目と、別扱いの調査経費が分けて示されています。表には、自分が受けた説明を書き写しましょう。 みらい探偵社「調査料金」 ↗
案内から読み取れない項目は空欄のまま残し、次の連絡で質問します。ほかの相談先の内訳を当てはめて埋めることはしません。
| 比べる項目 | 相談先A | 相談先B |
|---|---|---|
| 相談先・見積もり日 | 記入欄 | 記入欄 |
| 総額と税込・税別の区分 | 記入欄 | 記入欄 |
| 調査の目的・地域・予定日 | 記入欄 | 記入欄 |
| 人数・時間・最低利用条件 | 記入欄 | 記入欄 |
| 総額に含む費用 | 記入欄 | 記入欄 |
| 別途経費と発生条件 | 記入欄 | 記入欄 |
| 報告書の形式・納期 | 記入欄 | 記入欄 |
| 延長・変更の連絡と了承手順 | 記入欄 | 記入欄 |
読者が記入するためのひな形です。実在する会社の見積額や条件を示す表ではありません。
違う提案が出たら、内容の違いを聞く
同じメモを伝えても、相談先によって人数や時間の提案が違うことがあります。そのとき、無理にどちらかへ合わせて比べる必要はありません。先に確かめたいのは、それぞれの提案がどの範囲を想定しているかを、自分が理解できているかどうかです。
次の質問から、聞きたいものだけを選んで使えます。
質問への回答も同じ表に書き足します。どの範囲が変わると金額が変わるかを聞くと、自分の予算や優先したい内容と照らし合わせて検討できます。
- この人数と時間で提案された理由を教えてもらえますか
- 見積もりの金額に含まれず、追加になりうる費用はありますか
- 予算の上限に合わせる場合、提案のどこが変わりますか
- 報告はいつ、どのような形で受け取れますか
- この見積もりの有効期限や、返事の期限はありますか
見積もりと説明をセットで残す
見積もりは、受け取った書面と口頭で受けた説明を一緒に保管しておくと読み返しやすくなります。書面がない場合は、聞いた内容を自分のメモに残します。
比較シートを見返すときは、総額と各列の条件を一緒に読みます。金額の差に対応する人数・時間・経費の違いと、その説明を書き添えておくと、後日検討を再開したときにも思い出しやすくなります。
- 見積もりを受け取った日:___
- 対応した担当窓口:___
- 説明された条件(人数・時間・含まれる費用など):___
- 書面の有無:___
- 次に確認したいこと:___
共通のメモで相談し、条件を同じ表に書き写し、質問への回答を足していきましょう。提案の違いと自分の希望を照らし合わせながら、納得できる範囲を検討できます。
